1995年
世界で初の織物企業として、スウェーデン自然保護協会の環境基準「優良環境製品」と「優良製造社」の認証を受けました。
1996年
スウェーデン自然保護協会の環境基準「優良繊維」に認定された有機栽培繊維で製造したコレクションを初めて発表しました。
全社的に環境問題についての社内教育をより進め、内社員二名に環境問題専門教育を受講させました。
この年、当社の環境への取り組みがメディアで多く取り上げられ、当社の環境への取り組みに対してスウェーデン繊維・衣料業界での「名誉賞」を受賞しました。
1997年
エーケルンドは公衆下水道システムを必要とせず、同様の商用システムと比較してエネルギーの50%しか使用しない独自の最終処理システムを開発しました。
ランディス&スターファから「1997年・環境栄誉賞」を受賞しました。
1998年
社内に新しく節水トイレと倉庫と縫製工場部門に新しい排気換気システムを設置しました。
排気システムから出る余剰熱を使って予め空気を暖めて利用する熱交換器を製造工程機械に取り付けました。
1999年
すべての織物の最終処理と事前収縮行程のために工場の屋根からの雨水を利用するための水回収システムを設置しています。
2000年
すべての暖房設備に対して、オイル燃焼式ヒーターにバイオ燃料を使用できる設備に設置し直しました。当社所有の環境保護された森林から出る下枝で当社の暖房に必要な燃料が賄えます。
また、当社の森林が「全ヨーロッパ森林認証(PEFC)の環境基準に達しているという評価を受けました。
2001年
チェコスロバキアの繊維工場と私たちの知識を共有し、彼らが最終的な繊維処理システムに私たちとと同じ目標達成にむけて技術援助しました。 私たちの知識が分かち合うことができた事を誇りに思っています。
2002-2003年
私たちは2,800平方メートルの工場拡張に投資し、新しい建物をEkelund House(エーケルンド・ハウス)と命名しました。 このハウスには、生産施設、オフィス、カフェテリア付きの大規模なファクトリーショップ、そして新しい博物館があります。
これにより、私たちは環境への取り組みを消費者と共有し伝達することができます。 この新しい設備には、地熱冷却、熱処理されたオークのサイディングなど、いくつかの新しい環境取り組みが含まれています。
エーケルンドは環境リーダーシップの優秀賞を受賞したスウェーデン環境マネージャー協会のファイナリストに選ばれました。
2004-2005年
エーケルンドは、より効率的な代替品として照明器具の交換に重点を置いていました。 私たちはまた、より効率的なゴミ処理を研究しました。 加えて最終処理段階でホルムアルデヒドを含まない化合物の使用を検討してきました。
エーケルンドは、3色の特許取得済みレインボー製織法を6色ピクセル製織法に製法拡張するための研究を開始しました。 ピクセルウィービングプロセスの環境上の利点は、多種多様色の糸と余剰糸となる倉庫保管が少ないことです。
2006年
エーケルンドは6色技術を使用して最初の織物を消費者に紹介しました。
2007年
エーケルンドは、製品固有の環境に配慮した製品を提供できる製品リサーチに投資することを決めました。 これは、竹のビスコース(レイヨン)糸が細菌増殖を排除するための固有の特徴を示したことを発見し更に投資強化されました。
アイデア発掘から製品マーケティングまでのスタッフを含めた製品開発チームをさらに拡張しました。8人のチームがスタートと同時に正しい方向を示しています。結果として新規開発における繰り返し総数が大幅に削減されました。
エーケルンドは「The ECO Price」名誉賞を受賞しました。
エコ・フレンドリーに関するスウェーデンの流通システムを調査した後、スウェーデンの郵便システムと国内流通の契約を結ぶことにしました。
2008年
エーケルンドのスタッフは、竹の栽培、収穫、および竹のビスコース繊維への加工を研究するために中国を訪問します。 またその年、自然の香りがするディッシュクロスを紹介し、生態学的に再生可能な特性を持つ製品でと言う製品開発として大きな収穫を得ました。ディッシュクロスは洗濯が少なくて済み、環境保全のために紙などの代替物として価値があります。
2009年
エーケルンドは、抗菌性と臭いのないディッシュクロスを開発したことで、「The Textile of the Year」賞を受賞しました。 また竹のビスコース繊維を含むライトスローを紹介し、ボートや熱帯の環境のようなより湿った環境でもカビ臭を感じることなく使用できます。
2010年
私たちのプロセスはホルムアルデヒドに関連する特性を持たずに最終処理が完了しました。
2011年
エーケルンドは、太陽、風、水資源から生み出された ”グリーン電力”の使用を開始します。
グッド・エナジー・チョイス(Good Environmental Choice)に関連して、テキスタイルECOラベリングの基準をどのように改訂するかの研究を支援します。
エーケルンドは未来の計画を研究しており、遠く離れたお客様への製品輸送に関連する問題を提起しました。航空貨物は引き続きこれらの市場でコストパフォーマンスの限界に近づきつつあります。
したがって、エーケルンドは10年以内にアジア、南米、中米での製造を検討することに決めました。
秋、エーケルンドは国内市場向けに中国でのライセンス契約に基づいて製品を生産する契約を締結しました。 この契約は、ライセンシーが当社の技術、デザイン、商標エーケルンドを取得する方法を規定しています。(中国国内市場限定)
エーケルンドは、6色ピクセル織りシステムによる "Textile of the Year"賞を受賞しました。 これは、業界として1,000年に一度の全く新しい製織方法と見なすことができます。
2012年
テキスタイルECOラベリングのための自然保護協会からの新しい基準が発行されています。 その結果、輸出拡大のためにこの基準の違うECOラベルが世界的に認められていないようでなりつつあり、エーケルンドは自然保護協会のラベルを使用しないという事に決めました。
代わりに私たちのウェブサイトを通じて、またホレードの工場への訪問を通してより詳細な環境報告を確認いただけます。
エーケルンドはさらに従来の栽培された綿の代わりに生態学的にすべての栽培により良い成長のオーガニックコットンを使用することを決定しました。
新たな目標を目指すー新たなゴール
私たちがエーケルンドで働くためには、生物学なヒントを即座に評価することによって詳細な計画を立てるのが難しくなることもあります。 他の多くの企業で行われているように私たちはすべての分野で5
- 10年の計画を立てています。 私たちは「緑の目のメガネ」でこれらの計画を評価し、さらに環境を改善するためにできることを見ていきます。
中国国内市場向けにライセンス生産施設を立ち上げたように世界の他の地域でも同様のソリューションを見つけ、環境に合った感覚を持ち続けていくつもりです。